自閉症スペクトラム 3
今回は先日言ったように自閉症スペクトラムの【受動型】について話していこうと思います。
【受動型】は自閉症スペクトラムの中でも一番付き合いやすいといわれています。
それでは特徴を上げていきたいと思います。
①人からの接触を避けることはない
②従順で笑顔でしたがうので、小さなときはいい子だとみなされるけれど、大きくなるにつれ面白みのない人間だと思われがちになる。
③問題行動が少ないので、放置されることも多い。
④従順なので無理なことを頼まれがちになる。
⑤青年期になって、反動みたいに大きな問題が出てくることもある。
⑥いじめの被害者になっても、教師や親に気づかれない。
なんといいますか、今思い返してみると、まんま僕のことだなぁ、とおもいます。
確かにやっぱり多かれ少なかれ誰にでも当てはまりますよね・・・。
青年期っていうのがいつ頃のことなのか僕にはいまいちピンときませんが、小学校三年生くらいですかね。
自分でちゃんと自覚したのは、僕の中での一番の問題行動は、夕方になり家に帰ると感情のコントロールがまるで効かなくなっていたんです。
少しの刺激で泣いたり怒ったり、暴れたりをしてしまっていました。
自覚をしていてもコントロール出来ない事に変わりはありませんでしたが・・・。
ただ本当に悪意はないんです。
なんと表現すればいいんでしょうね、本当に怒りに支配されパニック状態です。
大好きな人たちに対して怒りたいなんて感情は全くなかったのに、それでも自分では止められませんでした。
僕が勇気を出して母に「病院にいきたい。自分がおかしいなら何がおかしいのか、どうして自分がこうなのかしりたい」といいました。
母は僕が自分で言い出すのを待っていてくれていたんです。
普通でないと気づいていながらも、僕が臆病なのをりかいしていてくれたから・・・。
そこからはすぐに行動してくれました。
病院の予約とかそのほかにもいろいろと・・・。
僕はあまり記憶力が良くないのですがそれでも母が医者と話していた時のたった一言だけ覚えています。
その言葉は「ずっと泣くときとか怒るとき何かを我慢している様な泣き方をしていた」という一言です。
母にはまだ伝えていないけど、僕はこの言葉にすごく救われた気分になりました。
伝えきれていなかったのに伝わっていたものがあった事がすごく嬉しかったんです。
いつか僕の家族の事も書くね。
今日はこの辺で。ここまで読んでくれてありがとうございました。